2021年7月23日、東京オリンピックの開会式が行われました。
様々な演出がありましたが、なぜ?と疑問を持たれるものもあったようです。
一つの理由として
- タップダンス
- ジャズピアノ
- ボレロ
など、日本発祥ではないものが多かったことが原因のようです。
今回はSNSなどの声を紹介していきます。
東京オリンピックの開会式でタップダンスが披露されたのはなぜ?
開会式では世界的タップダンサー・熊谷和徳さんによるタップダンスが披露されました。
#東京2020 #東京オリンピック#開会式
タップダンスと建築が融合!素晴らしいコラボレーション! pic.twitter.com/lJWjiECJIl— よっしぃ~ (@Yossii5562) July 23, 2021
これは江戸の町が作られ初めのころの再現かしらん?
タップダンス💃
熊谷和徳さん‼#東京2020 #開会式 #熊谷和徳 pic.twitter.com/R7ivzxcowb— 矢尾幸嗣 holstnaumann (@holstnaumann) July 23, 2021
賛否両論あると思うけど、開会式のタップダンス普通に良かった pic.twitter.com/k0EtnnvNy0
— まーく🇯🇵🇷🇺🇮🇸🇹🇼🇪🇺🇬🇧 (@Mark_5th8) July 23, 2021
開会式にタップダンスがかなり使われてて嬉しい人←#オリンピック pic.twitter.com/9rtt2RDpf3
— いもぞん (@nozo3inzm) July 23, 2021
ダンプダンスの発祥に関しては諸説あるようです。
Wikipediaでは「元来はアメリカ南部の黒人のダンス発祥である。」と書かれています。
いずれにしてもタップダンスは日本発祥ではないため、開会式で披露されたことに違和感を覚えた人が多かったようです。
開会式
『夏だ!祭りだ!わっしょい!わっしょい!』
を期待してたけど
まさかのタップダンスでびびったwwwwww— にゃにゃまるチョロリン☆ (@pipi_choroJ033) July 23, 2021
なぜタップダンスなの?
日本らしい和太鼓とか各地の神輿とかでも良かったんでは??
全国各地のお祭りが中止になってるんだし、
日本らしいお祭りで開会式やっても良かったのでは?タップダンスに意味があるのかもしれないし
演出家の考えもあるのかもしれないけど私にはよくわからなかった
— mg®︎3Y🚺 +2ヶ月🚹 (@mgm_mgm_14) July 23, 2021
開会式、めちゃくちゃしょぼい。会場の広さに対してチープすぎない?モダンダンス、タップダンスってどこでも見られるし、、なんか恥ずかしいなー#開会式#東京2020
— umm (@yuuvyuu) July 23, 2021
んーー?なんでタップダンスなんだろう?
調べたら発祥もアメリカ南部の民族ダンスらしいし…
もっと和太鼓とか歌舞伎とかねぶたとか…インパクトのある日本文化もあったのにーーー
なんやかんや開会式は楽しみにしてたのに残念…😞
木で作った五輪とMISIAの国家は良かった!! pic.twitter.com/aWCRxPt80w— もか子 (@mocako_) July 23, 2021
オリンピックの開会式日本のお祭りっぽい感じかと思ったらタップダンス始まってこんな感じになった👨🏻🦲 pic.twitter.com/z3fFaP8yD5
— サニーサイドアップ (@medamayaki_100) July 23, 2021
開会式でタップダンスが披露された理由はまだ明らかになっていませんが、「北野武監督の『座頭市』を意識したのでは?」と言われています。
北野武監督の『座頭市』は2003年に制作された映画で、その映像がこちら。
国内外で評価された作品で、数々の賞を受賞しています。
まさか!
北野武の座頭市のタップダンスを見てるようだ!#東京2020 #開会式 pic.twitter.com/twXV98GOlU— えんぞう@脱却のサラリーマン (@enzo_ichi) July 23, 2021
「タップダンスの起源を考えれば、ある意味今の時期にやるにはピッタリ」という声もありました。
オリンピック開会式のタップダンスのシーン、「何故タップダンス?」という声もあるようですが、タップダンスの起源を考えれば、色々我慢を強いられた中でも想いを伝えるって意味ではピッタリだと思うけどなあ…🤔
参考までに、Wikipediaより歴史部分をスクショしました
↓ pic.twitter.com/pru4i0ZnHX— sen (@silentspring_rc) July 23, 2021
また、「日本の伝統文化と世界の文化を織り交ぜたのでは?」という意見も見られました。
東京オリンピックの開会式でジャズピアノが披露されたのはなぜ?
開会式では市川海老蔵さんの歌舞伎と、ジャズピアニスト・上原ひろみさんのピアノが合わさった演出がありました。
ジャズと歌舞伎の融合。
#東京2020
#開会式 pic.twitter.com/7Vy6Sf2Mrs— りわ (@31meltemsunnyjm) July 23, 2021
市川海老蔵さんは荒事の代表的演目「暫(しばらく)」の鎌倉権五郎に扮(ふん)して登場し、上原ひろみさんが演奏するジャズピアノに合わせて豪快な見得(みえ)を披露しました。
「いい組み合わせ」「いろんな文化を取り入れる日本らしくていい」という意見もありますが、歌舞伎とジャズピアノの組み合わせがミスマッチと感じる人も多かったようです。
ジャズピアノと歌舞伎…とてもいい組み合わせですな
— 甜茶 (@Suomi_Tencha) July 23, 2021
いろんな文化をごちゃ混ぜにする日本らしくていいな。ジャズピアノと歌舞伎
— ねも (@Nautilus_ysfh) July 23, 2021
上原さんの演奏は嬉しいが、ジャズピアノと歌舞伎はミスマッチな気が…
— YuKi🔥VOTEツアー無事開催&終了🙏大願成就🙏 (@tkmryk) July 23, 2021
歌舞伎は歌舞伎、ジャズピアノはジャズピアノで聴きたいなぁ…
— ちなみ (@chi_na_mimimi) July 23, 2021
ジャズピアノそれ自体は勿論素晴らしいです。でも歌舞伎に合わせる意味ありました…?全く効果的には思えなかったし、意図が謎。
素晴らしい日本の誇れる伝統楽器は色々あるのにも関わらず、なぜ使われなかったのか?鼓童やTAO、世界でも活躍する和太鼓チーム、和楽器演奏家なんて沢山いるのに…。— 淺場万矢 -Maya Asaba- (@maya_asaba) July 23, 2021
ジャズの発祥も日本ではなく、アメリカ南部のルイジアナ州ニューオーリンズと言われています。
そのため、なぜ日本のオリンピックの開会式でジャズなのかと疑問を持つ人が多いようです。
タップダンス同様、日本の伝統芸能の歌舞伎とジャズを組み合わせた演出だったのかもしれません。
市川海老蔵さんは上原ひろみさんとの異色のコラボレーションについて、
「僕はオペラ歌手の方とか様々なコラボレーションをしているんで、比較的、抵抗がなかった。個人的にはすごく好きなピアノの演奏と音でしたから。全部、音を覚えちゃいましたよ。2回ぐらい聞いたら全部覚えられた。我々は三味線とか、長唄とか、義太夫とかだと覚えてるんで、全部わかる。でも、すごくわかりやすい音楽だったんで、覚えたら(きっかけが)どこだ、というのはわかっていました」
引用元:日テレNEWS24
と話しています。
東京オリンピックの開会式でボレロ・イマジンはなぜ?
開会式ではボレロが流れていましたが、「なぜ日本の曲ではなくボレロ?」と疑問に思う人が多かったようです。
なぜBGMがボレロなのか
そこは日本の音楽じゃないのか— ろとうま@夏休み (@rotoma_gaming) July 23, 2021
なぜボレロ。
こここそ雅楽じゃないのか。— ちぃ (@Vanilla_Flake) July 23, 2021
なぜボレロだったのかな?
日本にも素敵な作曲家たくさんいますよねー。クライマックスにボレロを使う意味ーー。— ブリキノコ (@burik94123) July 23, 2021
ボレロはフランスの作曲家モーリス・ラヴェルが作った曲で、日本発祥ではありません。
ボレロが使われた理由は「ボレロは時間の調整がきくため」という説があるようです。
ボレロな理由、時間調整がきくからと言う説を見て納得している
— ふじ (@Fuji_oryzae6) July 23, 2021
また、開会式直前に演出担当を解任された小林賢太郎さんの演出?という声もありました。
昨日の開会式ボレロが流れたじゃないですか。小林賢太郎のコントの中でね、ボレロが流れるコントがあるんですけど、そのコントのタイトル「バッハ」って言うんですよ…そういう男なんだよ……(すみませんね昨日からもうそろそろひそほパに潜入しますんで)
— あさり🌰 (@tottoko_running) July 24, 2021
全世界がボレロ聞きっぱなしの刑っていう賢太郎さんの遊び心本当に大きくて大好きだなぁ❤️#開会式 #小林賢太郎
— サン (@i_kakine) July 23, 2021
開会式。正直「?」な部分もあった。んで
、あちこちコバケン風味を感じた。
久ヶ沢氏はKKP、なだぎ竹井辻本各氏はカジャラ、ピクトグラムはポツネン、劇団ひとり氏は完売劇場、最終聖火ランナーまでの道のりでかかってた「ボレロ」はラーメンズ第7回公演ATOM‥って最後の2つほぼこじつけ。#小林賢太郎— はるを(推し専用) (@haruwowoman) July 23, 2021
他にも開会式ではイギリスのロックバンド・QUEENの曲や、『イマジン』が使用されていました。
QUEENの「手をとりあって」が使われたのはなぜ?
開会式で使用されたQUEENの曲『手をとりあって』は、「親しみを抱いていた日本のために特別に作った曲」だそうです。
『手をとりあって』を作詞作曲したQUEENのギタリストであるブライアン・メイさんは、
「親しみを抱いていた日本のために特別に作った曲です。人類は分断の原因となるものをかたわらに置いて、団結しなければならない。『共通の敵を倒すために手をとりあおう』という、歌詞に込められたメッセージを今こそ伝えたい」
引用元:NHK
と2021年7月24日のNHKのインタビューで話しています。
「イマジン」が使われたのはなぜ?
開会式では5大陸を代表する歌手たちが、ドイツの作曲家ハンス・ジマー氏がアレンジしたバージョンの『イマジン』のパフォーマンスを行いました。
アジアを代表して杉並児童合唱団が会場のステージで歌を披露。
アフリカからアンジェリーク・キジョーさん、ヨーロッパからアレハンドロ・サンスさん、アメリカからジョン・レジェンド、そしてオセアニアからはキース・アーバンさんがそれぞれの大陸を代表して映像で出演しました。
アンジェリーク・キジョーさんは、グラミー賞に4度ノミネートされ、米紙ガーディアンに「世界でもっとも啓発的な女性Top100」の内の一人として取り上げられたシンガーソングライター。
アレハンドロ・サンスさんは、1997年と2000年に出したアルバムがスペイン語圏でトップセールスを記録しているシンガーソングライター。
ジョン・レジェンドさんはアメリカの国民的歌手で、映画『ラ・ラ・ランド』にも出演しています。
キース・アーバンさんは2006年にグラミー賞で男性カントリー・ボーカル・パフォーマンス賞を獲得した歌手で、妻は女優のニコール・キッドマンさんです。
開会式で『イマジン』が選ばれた理由は、
「国境、ナショナリズム、戦争、宗教、所有権などの分断的な支配メカニズムがなく、平和で調和のとれた、生命とそのすべての豊かさが共有される、幻想のない、今この瞬間を生きる平和な世界を創造することができる」
引用:デイリー
と説明されています。
『イマジン』は、1971年にザ・ビートルズのメンバーだったジョン・レノンさんが発表した楽曲で、今年で誕生50周年。
「平和を象徴する曲」として、過去のオリンピックでも演奏されています。
また、ジョン・レノンさんの妻は日本人のオノ・ヨーコさん。
そして、『イマジン』の歌詞はジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんとの共作なので、そのような理由から選ばれたのではないかとも言われています。
Imagine は無難すぎたという見方もあるみたいだけど、歌詞はジョン・レノンとオノ・ヨーコの共作だと正式に認定されてるわけで、日本と由縁がある曲だしそういう背景もあったのでは#開会式
— Akiko N. (@yellowmusik) July 23, 2021
開会式でイマジンが流れた時、まあスポーツで国境を無くそうという趣旨はわかるけど、何故イギリスの…
と思ったんだけど、よく考えたらジョンレノンとオノヨーコさん(プロデュース)の合作でもあり、二つの国の人間が作ったということで選ばれたのかなと。#気づくの遅い
— ほしにゃー🐾灰色猫が本体 (@Karen10910) July 24, 2021
ただ、もっと日本ならではの文化や楽器、曲の演出も見たかったという声は多いようです。
